フェッテル/フェラーリ快心PP–2018F1GP第7戦カナダGP予選
6月9日(土)にモントリオールのジル・ヴィルヌーブ・サーキットで行なわれたカナダGPの予選で、セバスチャン・フェッテル(フェラーリ)がポールポジションを奪った。
フェッテルのポールポジションは、バーレーン、中国、アゼルバイジャン3連続に続く今シーズン4回目、F1通算54回目。カナダGPでフェラーリがポールポジションを奪ったのは、2001年のミハエル・シューマッハ以来17年振りとなった。
3年連続でジル・ヴィルヌーブ・サーキットのポールポジションからスタートしているルイス・ハミルトン(メルセデス)は、予選中に何度もタイヤをロックさせて苦戦の4番手。バルテリ・ボッタス(メルセデス)が、0.093秒の僅差の2番手となった。
キミ・ライコネン(フェラーリ)はQ3二度目のアタック中にかすかにコースをはみ出してアタックを辞め、フリー走行3回ともトップタイムでまとめたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、0.173秒差で3番手に甘んじたが、「レースはやれる」と強気のコメントを発した。
セカンドポールポジションというべき三強以外の最速の予選7番手はニコ・フルケンベルグ(ルノー)。トップ10の後半を、ルノーとフォースインディアが占めた。
パワーユニットに40馬力パワーアップと言われるアップデイトを加えてカナダGPを迎えたトロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーがタイミングを逸してQ1敗退して16番手。ブレンドン・ハートレーはQ2に進出、12番手からレースをスタートすることになった。
明日のレースは、主催者の都合で、予定より10分早く、現地の14時00分(日本時間翌11日03時00分)にスタート時間が変更になった。
◆カナダGP予選結果
1. フェッテル+フェラーリ 1分10秒764
2. ボッタス+メルセデス 1分10秒857
3. フェルスタッペン+レッドブル 1分10秒937
4. ハミルトン+メルセデス 1分10秒996
5. ハミルトン+メルセデス 1分11秒095
6. リカルド+レッドブル 1分11秒116
7. フルケンベルグ+ルノー 1分11秒973
8. オコン+フォースインディア 1分12秒084
9. サインツ+ルノー 1分12秒168
10. ペレス+フォースインディア 1分12秒671
—-以下、Q2ノックアウト
11. マグヌッセン+ハース 1分12秒606
12. ハートレー+トロロッソ・ホンダ 1分12秒635
13. ルクレール+ザウバー 1分12秒661
14. アロンソ+マクラーレン 1分12秒856
15. ヴァンドーン+マクラーレン 1分12秒865
—-以下、ノックアウト
16. ガスリー+トロロッソ・ホンダ 1分13秒047
17. ストロール+ウィリアムズ 1分13秒590
18. シロトキン+ウィリアムズ 1分13秒643
19. エリクソン+ザウバー 1分14秒593
20. グロジャン+ハース ノータイム
【STINGER】
photo by Ferrari S.p.A / FERRARI MEDIA