フェッテル50勝目!!–2018F1GP第7戦カナダGP
10日日曜日にカナダGPの決勝レースが行なわれ、フェラーリのセバスチャン・フェッテルが、ポールポジションからスタートしてモントリオールのレースを完全制覇した。バーレーンGP以来の今期3勝目は、F1GP50勝目。フェラーリに取っては2004年以来、F1GPで232回目の祝杯となった。
セバスチャン・フェッテルは、これでポイントを121とし、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が5位に甘んじたことで、1点リードしてポイントリーダーに躍り出た。
2位バルテリ・ボッタス(メルセデス)は、「プッシュしたけれど、セバスチャンに届かなかった。燃料の問題もあったけれど、今日はセバスチャンの日だった」。
レースがスタートした1周目、コースを半分回らないうちに、ブレンダン・ハートレーのトロロッソ・ホンダと、スタートを決めてポジションを上げていた地元カナダのランス・ストロール(ウィリアムズ)が接触、ハートレー+トロロッソ・ホンダが宙を舞う大きなクラッシュが起き、いきなりセフティカーが導入されたが、以後は大過ないレースとなったが、チェッカードフラッグが1周早く振られるハプニングが起きた。
ハートレー+トロロッソ・ホンダを失ったトロロッソ・ホンダは、19番手からスタートしたピエール・ガスリーに期待がかかった。ガスリー+トロロッソ・ホンダは、予選後に旧型だったパワーユニットを新型に入れ換え、そのペナルティでグリッドダウンの19番手からスタートしたが、アップデイトしたパワーユニットの力もあって1周目に15番手までポジションを上げ、じわじわと上位に進出、11番手でチェッカードフラッグを受けた。
◆2018F1GP第7戦カナダGP結果
1. フェッテル+フェラーリ
2. ボッタス+メルセデス
3. フェルスタッペン+レッドブル
4. リカルド+レッドブル
5. ハミルトン+メルセデス
6. ライコネン+フェラーリ
7. フルケンベルグ+ルノー
8. サインツ+ルノー
9. オコン+フォースインディア
10. ルクレール+ザウバー
11. ガスリー+トロロッソ・ホンダ
12. グロジャン+ハース
13. ペレス+フォースインディア
14. マグヌッセン+ハース
15. エリクソン+ザウバー
16. ヴァンドーン+マクラーレン
17. シロトキン+ウィリアムズ
—-以下、リタイア
アロンソ+マクラーレン
ストロール+ウィリアムズ
ハートレー+トロロッソ・ホンダ
【STINGER】
Photo by Ferrari S.p.A / FERRARI MEDIA