ルマンを勝ちに行くトヨタの7兎8亀作戦!!
ルマン24時間のフリー走行が、現地フランス時間の16時(日本時間23時)に始まった。
4時間のフリー走行の2時間半経過時点で、小林可夢偉組の7トヨタTS050 HYBRIDがトップ。2位にジェンソン・バトンが乗る11 BR Eng.BR1-AERを挟んで、中嶋/アロンソ組の8トヨタTS050 HYBRIDが3番手に着けている。
7か8か、2台の争いになって共倒れは最悪のパターン。しかし、いずれのドライバーもルマンに勝ちたい。という状況の中で、トヨタの作戦が見えた?
7小林可夢偉組に自由に走らせ、8中嶋/アロンソ組は、ノンハイブリッドのペースに合わせてレースを消化、8に万一のことがあったら、スパートして7でまとめる、という作戦か。
開幕戦のスパ-フランコルシャン6時間では、8がトラブルなく走りきったので、8-7の順になった。しかし、ルマンは、24時間。6人までは1台、12時間なら2第、24時間は3台必要、といわれる長距離では、本来3台必要だが、思い切って作戦を分けることで、勝利の可能性はグンと広がると考えられる。
◆2時間40分経過時点のトップ10
1. 7 トヨタTS050 HYBRID コンウェイ/小林可夢偉/ロペス 3分19秒978
2. 11 BR Eng.BR1-AER ペトロフ/アレシン/バトン/ 3分21秒370
3. 8 トヨタTS050 HYBRID ブエミ/中嶋一貴/アロンソ 3分21秒437
4. 17 BR Eng.BR1-AER サラザン/オルドネス/イサッキャン 3分21秒890
5. 3 レベリオンR13-ギブソン ローレント/ベシェ/メネゼス 3分22秒068
6. 10 BR Eng.BR1-AER ヘドマン/ハンレイ/ヤンデルザンネ 3分22秒324
7. 1 レベリオンR13-ギブソン ロッテラー/ジャニ/セナ 3分22秒993
8. 4 Enso CLM P1/010-Nissan ウェッブ/クライハマー/ディルマン 3分23秒795
9. 48 オレカ07-ギブソン ラファルゲ/チャティン/ロハス 3分27秒054
10. 28 オレカ07-ギブソン ペロッド/ヤクシビエーレ 3分28秒198
[STINGER]山口正己