ハートレイ「昔このトラックをいつもプレイしてた」 — 【オーストリアGP プレビュー】
レッドブル・トロロッソ・ホンダ【オーストリアGP プレビュー】
◆ブレンドン・ハートレイ
「レッドブルのホームだから僕らにとっては大事なレースだね。ここではLMP2※でレースに出てたしすごく楽しんだよ。子供のころはテレビゲームのこのステージで3グランプリも4グランプリもしてたし、いずれにしてもこのトラックでいつもプレイしてたんだ。ここは昔はA1リンクとしても知られてたし、僕はテレビゲームで10年の経験があるからここのことはよく知ってるよ。(以前から好きだった理由は)たぶん子供は集中力が長く続かないし、ここはラップがすごく短いからだろうね(笑)」。
「レッドブルに関係する誰にとってもエキサイティングなレースになると思うし、あそこはホームだからたくさん応援してもらえるからね。アップグレードしたフロントウイングを持ち込むから今週末が楽しみだよ」。
「ここの場所にはたくさんの歴史があるし、特性もロケーションも本当に美しいよ。(ラップは)短いけどチャレンジングなトラックだし、ミドルセクターはかなり素早く抜けて行くし最後のいくつかのコーナーも速い。ストレートのセクションはあんまり長くないし、小休止できる部分が少ないから忙しいラップなうえに周回数も多いから、ずっと意識を集中させてないといけないレースだね。それからここでは正しいタイミングでブレーキングすることも重要だよ。ドライバーとしての大きな仕事のびとつはブレーキングだね。それでコーナー全体とその出口が決まる。ブレーキを踏んでアタックしたりブレーキをはなしてるその瞬間にマシンの姿勢が決まる」。
「いくつかトリッキーなエリアがあるんだけど、特にターン5だね。ダウンヒルでのブレーキングだしブレーキをロックさせやすくて、その前のアップヒルでのブレーキングとは違うし重力もかかってくるからよりポテンシャルが必要になってくる。それもF1のマシンを最大限に活かすための複雑さのひとつだね。」。
※LMP2
WEC(世界耐久選手権/フェルナンド・アロンソが制したル・マン24時間耐久レースのシリーズ)のカテゴリーのひとつ。
【翻訳:STINGER】
Photo by Red Bull Toro Rosso HONDA