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リカルドのルノー入りでF1人事はドミノ倒し?!

ダニエル・リカルドが突然のレッドブル離脱で、休みに入ったはずのF1界が大きく揺れている。2019年のドライバーラインナップは、いよいよ本格的な噂合戦が始まった。

リカルドの行く先はルノーと決まった。レッドブルが来年ホンダのパワーユニットを使うことになって、関係が悪化しているレッドブルとルノーということを考えると、興味は深まるが、冷静に考えると、アラン・プロストをアドバイザーに迎えてチャンピオン奪回を目指しているルノーが、最後の仕上げにかかったという視点を持つと、なかなか不気味な動きに見えてくる。

右列は、噂に上がっているドライバー。他にも“潜伏中”がいるが、ここに日本人がいないのはちょっと寂しい。

ダニエル・リカルドのチームメイトは、ニコ・フルケンベルグ。安定性と巧さから、この二人の組み合わせは悪くない。

となると、ルノー・チームから離れることになるカルロス・サインの行く先は、レッドブルのホンダとのジョイントに気分を害して力を注ぐことになったマクラーレン、という流れは、まだ契約には至っていないけれど、これはこれで面白いけれど、サインツは、レッドブルのジュニアチームであるトロロッソに乗っていたことから、実はダニエル・リカルドとコウカントレードではないか、という声も聞こえるが、いや、ガスリーがトロロッソから昇格だ、という意見も説得力がある。

現在、2人のドライバーが決まっているのは、メルセデスとルノーだけ。そうそうに決まったということは、資金的に十分な構えがあることを意味するが、再びルノーの躍進が期待されるところだ。

ドライバーの選択は、禁止されている開発に直結することのはず。つまり、夏期休暇中の“活動”は禁止? だが、次のベルギーGPまでの休みの間、裏舞台は休むまもなく激しい隠密行動が展開することになりそうだ。

[STINGER]山口正己

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