タナック＋ヤリス首位発信–WRC第9戦ラリー･ドイチェランドDAY1
8月16日（木）、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリー･ドイチェランドがドイツ西南部のザンクト･ヴェンデル市街地で開幕。トヨタ･ヤリスのオット･タナック／マルティン･ヤルヴェオヤ組が総合1位を記録した。
オット･タナック (ヤリスWRC 8号車)
「すぐに良いペースをつかめて良かった。まずは午前中のシェイクダウンでターマックの走行感覚を思い出すことがとても重要でした。シェイクダウンではクルマに少しセッティング変更を施しましたが、全体的なバランスは良好でした。SS1はタイトで、ヤリスに合っていないコースでフィーリングはあまり良くなかったので、ベストタイムが出たのには驚きました。明日からの本格的なステージが楽しみです。優勝争いは激しくなると思われますが、全力で臨みたいと思います」
明日のDAY2は、ボスタルジーのサービスパークを中心に3本のSSを各2回走行。そのうちSS2/5「シュタイン･ウント･ヴァイン」、SS3/6「ミッテルモーゼル」は、幅が狭く、ヘアピンコーナーや、直角コーナーがとても多い古都トリアーから近いモーゼル河畔のブドウ畑が主舞台。雨が降ると路面が非常に滑りやすく、難易度が高くなる。天気予報は雨の可能性が高いことを伝えている。6本のSSの合計距離は101.42km、リエゾン（移動区間）も含めた1日の総走行距離は449.52km。
◆ラリー･ドイチェランドDAY1結果
1. オット･タナック/マルティン･ヤルヴェオヤ トヨタ ヤリスWRC 2m11.2s
2. C.ロバンペラ/J.ハルットゥネン シュコダ ファビア R5 +0.1s
3. O.ヴェイビー/S.ルンネ･スクヤルモエン シュコダ ファビア R5 +0.2s
4. D.ソルド/C.デル･バリオ ヒュンダイ i20 クーペ WRC +0.4s
5. J.コペツキ/P.ドレスラー シュコダ ファビア R5 +0.6s
6. S.オジエ/J.イングラシア フォード フィエスタ WRC +0.9s
7. A.ミケルセン/A.ジーガー ヒュンダイ i20 クーペ WRC +1.0s
8. C.ブリーン/S.マーティン シトロエン C3 WRC +1.1s
9. U.スキャンドラ/A.ガスパリ シュコダ ファビア R5 +1.3s
10. K.カイエタノビッチ/M.シュツェパニアク フォード フィエスタ R5 +1.4s
12. E.ラッピ/J.フェルム トヨタ ヤリス WRC +1.5s
15. J-M.ラトバラ/M.アンティラ トヨタ ヤリス WRC +2.6s
STINGER
photo by GAZOO RACING
