アロンソ、一足先に夏休み終了
マクラーレンF1チームのフェルナンド・アロンソは、ベルギーGPを来週に控えた8月18日、F1サーカスより一足先に夏休みを終えて、スパ-フランコルシャンで開幕したWEC第3戦スパ-フランコルシャン6時間で、トヨタ GAZOO RACINGに合流し、WEC第3戦でトヨタTS050 HYBRIDのステアリングを握った。
アロンソは、その会場のスパ-フランコルシャンの会見で、2019年のF1休戦の理由を、「F1の週末は変化がない。変化を求めて他のカテゴリーを考えている」とコメント。メルセデスを中心とする三強とその他のグループに分断されている状況のF1に憂いを示した。
これまで通り、WEC会場のフェルナンド・アロンソは、F1GPで見せる表情とは異なる柔和な笑顔を見せているが、F1で闘うことがドライバーとしてベストの喜びであるという考えに変わりないことも語り、先の発表が引退ではなく、「ドライバーとして現在が最も能力が高いと思う」と、いい仕事ができることを改めて表現し、復帰の可能性改めて示した。
[STINGER]山口正己
photo by GAZOO RACING