パワー優勝、琢磨は、表彰台逃す–インディカー第15戦セントルイス結果
優勝のパワーを中央に、左が2位のロッシ、右はディクソン。
2018年8月25日、イリノイ州マディソンのインディカー第15戦セントルイス戦の決勝レースが行なわれ、ウィル･パワーが優勝した。
レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの佐藤琢磨は、3ストップ作戦で臨み、レース終盤まで表彰台確実と思われていたが、フルコーションのタイミングが悪く、9位でフィニッシュした。
佐藤琢磨のコメント
「率直にいって、フラストレーションの募るレースでした。昨日は、メカニカル･トラブルで最初セッションをほとんど走れず、実質的に1回のセッションしか走行できなかったので大きく遅れをとりました。しかも予選がキャンセルとなり、データがないまま推測でセットアップを決めることになります。今日は3ストップ戦略を選択し、うまくいっていました。僕たちはいちばん最後にピットストップを行い、レースを優勢に進めていましたが、最後にイエローが出てしまい、戦略が台無しになりました。この段階で、全力でプッシュするか、ペースを抑えて燃料をセーブするかを選択し、燃料をセーブすることを決めましたが、結果的に燃料が足りずにペースを上げることができず、リスタート後に順位と落としましたが、全力を尽くし、メカニックたちはいい仕事をしてくれました。速さが足りなかったのは間違いありませんが、今日は力強く戦ったと思います」
次の第16戦は、オレゴン州ポートランドのポートランド･インターナショナル･レースウェイで9月2日に決勝レースが行なわれる
◆インディカー第14戦ボマリト･オートモーティブ･グループ500トップ10
1. ウィル･パワー C
2. アレクサンダー･ロッシ H
3. スコット･ディクソン H
4. シモン･パジェノー C
5. ザック･ヴィーチ H
6. スペンサー･ピゴット C
7. ジョセフ･ニューガーデン C
8. エド･ジョーンズ H
9. 佐藤琢磨 H
10. グラハム･レイホール H
C=シボレー / H=ホンダ
【STINGER】
photo by CHIVOLRE
