鈴鹿の契約継続とホンダの日本GPの冠スポンサー!!
今年で30周年を迎える鈴鹿サーキットでの日本グランプリは、30周年の区切りを迎えるが、今年で切れる契約を更新し、同時に、ホンダが今年の日本GPの冠スポンサーに決まったことを、8月31日、FIAが発表。イタリアGPの会場のモンツァで行なわれた鈴鹿サーキット主催の会見で同時に発表された。
これにより、10月7日決勝の第17戦日本GPの呼称は、『ホンダ日本グランプリ』となり、FIAが公開した2019年カレンダーには、10月13日にスケジューリングされた。
1987年に始まった鈴鹿の日本GPは、2006年と2007年の途中2回を富士スピードウェイに譲ったことで、今年が30回目、そこから一区切りの10回目となる。
リバティメディアとのF1GP契約交渉のために、2018F1GP第14戦イタリアGPの会場であるモンツァを訪れた鈴鹿サーキットの山下晋社長と、ホンダの山本雅司モータースポーツ部長が会見に列席、日本グランプリの契約が3年であることが確認された。
ホンダの冠スポンサー決定により、先週の鈴鹿10時間の会場で、「このまま一民間企業でF1を続けるのは簡単ではない。イタリアで決まらなければ発表はできない。交渉を続けて、発表はその後のシンガポールGPになるかもしれない」とコメントしていた山下晋モビリティランド社長の発言から、日本グランプリ継続が窮地を脱した。
[STINGER]山口正己