エリクソンのアクシデントを検証する
マーカス・エリクソンは、モッツァのQ2開始早々に1コーナーで激しいクラッシュを喫した。
formulaone.comは、動画でその模様を伝えて、新たに検証した。
“320km/hからのスピン、クラッシュ”
“15Gの衝撃から、最大28G”
“3回転、4回転”
ピット:「大丈夫か?」
エリクソン:「何が起きたかわからない」
ピット:「君は大丈夫?」
エリクソン:「やぁ、大丈夫」
「歩けるし、運転もできると思う。本当に信じられないほど、F1が安全ということだ」
HALOが今回もドライバーを護った。それは紛れもない事実。しかし、アクシデントの原因は、DRS(ドラッグ・リダクション・システム)のフラップが開きっぱなしだったことだった。閉め忘れたり、作動しなかったりするとこうなる。エリクソンはシルバーストンのレース中に続いて、二度目の体験。安全性の確保も大切だが、そもそも、アクシデントが起きないようこともお忘れなきよう。
[STINGER]大和 空/Sora Yamato
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