マイアミF1フェスティバルで、ピケの長女が佐藤琢磨にインタビュー!!
マイアミの“F1誘致イベント”の『マイアミF1フェスティバル』が、アメリカGPの決勝日にマイアミ中心部で行なわれ、多士歳々が集結、主催者発表8万人のファンの前でパフォーマンスを披露した。
motorsports.comがフェスティバルの模様を伝えたビデオのインタビュアーは、なんと、ウィリアムズ・ホンダでワールドチャンピオンを奪ったあのネルソン・ピケの長女のジュリア・ピケ。さすがに、モーターレーシングの造詣の深さで、ドライバーたちにインタビュー。もう一編のビデオでは、マイアミGPへの誘いも解説している。
フェスティバルの“出し物”のメインは、F1マシンのデモラン。1972/1974ワールドチャンピオンのエマーソン・フィティパルディは、チャンピオンカーのマクラーレンをドライブ、「コクピットの中の匂いまで同じだったよ」とサービス・コメント。
佐藤琢磨は、1968年にワールドチャンピオンを狙ってジョン・サーティースがドライブしたホンダRA301をていねいにドライブし、「1968年にジョン・サーティースが乗ったホンダなので、50歳。この時代は、シートベルトがなかったんですよ!!」と秘話を披露した。
マイアミでは、すでにこれまで、IMSAやCARTレースが開催され、海を越える緩く曲がった橋の上をかけ抜けるGPコース構想がすで完成し、プロモーションに積極的に取り組んでいる。
日本でも、都市部でこうしたF1スケールのイベントが実現することが、鈴鹿や富士に観客を動員する呼び水になるはず。そこに誰が気がつくのか。ホンダでもトヨタでも、ニッサンでも、フェスティバルをサーキットではなく、お台場や横浜、名古屋でやる時代が待たれる。
[STINGER]山口正己