86/BRZレースで谷口信輝チャンピオン復活!!
「TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race」の最終戦が鈴鹿サーキットで行なわれ、プロフェッショナルシリーズで谷口信輝が、チャンピオンを獲得した。織戸学、佐々木雅弘を下した谷口信輝のチャンピオンは、3年ぶり3度目。
予選では前日の専有走行から速さをみせていた菅波冬悟が2番手の坪井翔を0.3秒突き放す2分31秒089でポールポジション。シリーズチャンピオン争いを展開する谷口は3番手、織戸13番手、佐々木15番手からレースがスタートした。
谷口はスタートで小河諒と近藤翼にパスされて5番手に後退するが、坪井がジャンプスタートでドライブスルーペナルティを食らって後退し、谷口信輝は小河、近藤に続いて4番手となり、織戸9位、佐々木11位の結果、谷口のチャンピオンが決まった。
◆シリーズチャンピオン谷口信輝のコメント
「3年ぶりにチャンピオンを獲れました。サポートしていただいている神戸トヨペットを始め関係者に感謝します。昨年までの2シーズンは、ヨコハマタイヤよりも他メーカーのモデルが優れたパフォーマンスを発揮していたため、ヨコハマタイヤとも相談した結果、他メーカーを履く代わりに全力でシリーズチャンピオンを狙うことになりました。最終戦は勝つよりもチャンピオンを獲ることを選びました。予選から順位を落とした悔しさもありますが、ポイントを積み重ねてチャンピオンを獲れて本当に良かったです」