F1ブラジルGP初日トピックス
2018F1GP台20戦ブラジルGPが幕を開けた。雨が心配される空模様だったが、フリー走行2の途中パラッと来ただけで、路面コンディションは完全ドライのままでセッションが進んだ。
フリー走行1でレッドブルがトップ、2回のフリー走行ではメルセデスが1-2を占めたが、セバスチャン・フェッテルのフェラーリがコンマ7秒差につけている。
最速のボッタス+メルセデスも、去年のポールタイムには届いていないことから、明日のフリー走行3で流れが大きく変わる可能性もありそうだ。
バンピーがアップダウンのあるコースで、フロントタイヤをロックさせる場面が頻発、タイヤマネージメントが戦況を大きく変えそうなことが見え隠れしている。
午前中のフリー走行1で最速だったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、オイルタンクにクラックが見つかり、その修復で1時間半のセッションのうち1時間を失った。明日はフェルスタッペン+レッドブルがどこまで来るかがひとつの焦点になる。
中団の拮抗具合も凄まじい。6番手のグロジャン+ハースから19番手のハートレー+トロロッソまで14台が1秒以内にひしめいている。
スペック3投入と言われたトロロッソ・ホンダは、金曜日の段階ではスペック2のパワーユニット。こでマイレージを節約しておいて、明日に向けてスペック3に換装するが、スペック2でピエール・ガスリーが12番手タイムを記録して明日を楽しみにさせている。
◆2018F1GP第20戦ブラジルGPフリー走行2
1. ボッタス+メルセデス 1分08秒846
2. ハミルトン+メルセデス 1分08秒849
3. フェッテル+フェラーリ 1分08秒919
—-以下、1分09秒台
4. リカルド+レッドブル
5. フェルスタッペン+レッドブル
6. ライコネン+フェラーリ
7. グロジャン+ハース
8. ルクレール+ザウバー
—-以下、1分10秒台
9. マグヌッセン+ハース 1分10秒007
10. オコン+フォースインディア 1分10秒159
11. ペレス+フォースインディア 1分10秒320
12. ガスリー+トロロッソ 1分10秒330
13. アロンソ+マクラーレン 1分10秒332
14. サインツ+ルノー 1分10秒458
15. エリクソン+ザウバー 1分10秒532
16. シロトキン+ウィリアムズ 1分10秒569
17. ヴァンドーン+マクラーレン 1分10秒596
18. ストロール+ウィリアムズ 1分10秒569
19. ハートレー+トロロッソ 1分10秒662
—-以下、1分11秒台
20. フルケンベルグ+ルノー
[STINGER]山口正己
photo by PIRELLI