ますますF1に直結するヨーロッパF3–2019新車発表
2019年から採用されるF3マシンが、F1アブダビGPの会場のヤス・マリーナ・サーキットで、11月22日木曜日に発表された。
新たなF3マシンは、オーバーテイクを用意にするように最適化された空力、低いフォルムと幅広いサスペンション設定を可能にし、費用対効果を考慮し、HALOやホイールテザーなど、FIAのF3-2019安全規則に準拠しつつ、可能な限り性能とコスト効率の両立が図られている。
複合材料が幅広く採用され、シーケンシャルギアボックスと、ECU- GCU – データロガー機器を装備し、F1に準じて、DRSやF1型バーチャルセーフティカーシステムとシャーシ&ボディワークを持ち、よりF1への流れに載った形になた、ますますF1への登竜門としての具体的な形になった。
設計は、イタリアのDallara Automobili。カーボンモノコック・シャーシで、前後ウィングは炭素複合材料が採用されている。
エンジンは、380HP/8000rpmのメカクロムの6気筒3.4リットル自然吸気のワンメイクとなり、フライbyワイヤーのスロットルシステムにより、Hewland製6速ギア縦置きギヤボックスと、Magneti Marelli製のパドルシフトで電気油圧指令で変速を行なう。
タイヤは、ピレリ・タイヤが供給、GP3用に開発された3種類のコンパウンドが供給される。
パフォーマンスは以下の通り。
◆最高速度:300km/h
◆横方向加速度:+/- 2.6 Gまで
◆最大制動減速度:-1.9 G
◆加速0~100km/h:3.0秒
◆加速0~200km/h:7.7秒
【STINGER】
photo by FIA-F3