カンポスが契約した猛烈速そうなF3ドライバー
アドリアン・カンポスは、1987年から1988年中盤まで、ミナルディ(後のトロロッソ)のドライバーだったスペイン人だ。現役時代はさしたる成績は残せていないが、ドライバーを引退した後は、GP2やF3などのF1予備軍養成カテゴリーのチーム代表として、若手の育成を手がけ、フォーミュラEも含めてそれなり以上の成績を納める中堅チームのオーナーとして実績を積んでいる。
そのカンポス・チームが、2019年、Campos Racingのドライバーになることが、27日にスペインで発表された。カンポスが、アブダビで行なわれたF3テストで「驚くほどの才能を確認した」という18歳のスペイン系ベネズエラ人の名は、セバスチャン・フェルナンデス。フェッテルとアロンソをミックスしたような、なんとも速そうな名前だ!!
FIA-F4で勝利を重ねたセバスチャン・フェルナンデスが参戦するユーロF3は、2019年シーズンからフォーミュラ・ユーロピンアン・マスターズ・シリーズと呼ばれることになり、マカオで、“ロケット弾クラッシュ”から生還した女性ドライバーのスフィア・フローシュも参戦する予定。
ちなみに、SebastiánFernándezで検索するとサッカー選手が出てくるが、同姓同名の別人だ。
[STINGER]大和 空/Sora Yamato
photo by CAMPOS Racing