NTTグループがインディカー・シリーズの冠スポンサーに!!
ドコモでお馴染みのNTTグループが、インディカーの公式テクノロジーパートナーとしての協業を開始することを、自社ホームページの“NTT持ち株会社ニュースリリース”で16日に伝えた。
これは、アメリカ時間の15日に、インディカーが北国際オートショーで、NTTグループのグローバル持株会社NTT, Inc.が複数年契約を締結し、2019年よりインディカー・シリーズの冠スポンサー、並びにインディカーの公式テクノロジーパートナーとなるとの発表を受けたもの。
NTTはリリースの中で、インディカーを『北米最高峰のモーターレース』と表現しており、インディカーのスマート化に向けて貢献することも伝えられ、今回の協業への期待を感じさせた。
今回の協業で、インディカーのモバイルアプリの機能拡充やNTTが開発を進めるスマートプラットフォームなどをレースやサーキットに活用することで、デジタルイノベーションによるファン体験の向上を目指して行くという。eスポーツなどで近代化する自動車レースの新たな取り組みとして注目される。
NTTの澤田純社長は、「インディカーとの協業を大変光栄に思っております。テクノロジーはスポーツそのものやファン体験を大きく変えていくことができます。NTTグループはこれまでも都市、エンターテイメント、モビリティ、製造業などのスマート化をパートナー企業と挑戦してきました。今回も、モバイルアプリ、データ分析やユーザーエクスペリエンスなど我々の長年にわたる実績や経験をもとに、デジタル体験を通じてレースを楽しむ新たな世代のファン層の開拓に貢献してまいります。」と、協業への意気込みをコメントした。
また、リリースでは、インディカー・シリーズが、モータースポーツの中でも最速であることや、ロード、ストリート、オーバル/ハイスピードオーバルと、多様性あるコースで行なわれるチャレンジングなレースと紹介している。
また、インディカーとインディアナポリス・モーター・スピードウェイを所有するマーク・マイルズフルマン&カンパニーの社長兼最高経営責任者は、「インディカーの持続的な成長のためには強靭なテクノロジーパートナーが必要不可欠です。今回、NTTが我々の冠スポンサーとなったことをとても嬉しく思っている。我々はモータースポーツとファンの距離を近づけてきた。このことがインディカーの人気につながっており、今後も引き続きそのミッションをもって邁進します。インディカー・シリーズに参戦しているチップ・ガナッシ・レーシングチームでのNTTデータの関わりなど、当社とNTTグループとはすでに歴史がある。今回のパートナーシップによって、地球上でもっとも楽しいレーシングプログラムを提供するインディカー・シリーズに、新たなファン層が開拓できると確信している」と喜びを語った。
[STINGER]山口正己