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フェラーリ・ドライバーズ・アカデミーの成功率

フェラーリが送り出した最初の“卒業生”は2012年にザウバーに乗ったセルジオ・ペレス。小林可夢偉と同期生、という偶然も面白い。

FDA(フェラーリ・ドライバーズ・アカデミー)の歴史は案外浅い。始まったのは2009年で、最初の卒業生が、2011年にザウバー入りを発表したセルジオ・ペレスだった。

ペレスは「ペイドライバーとしては悪くないだろ?」という名言を残しているが、ザウバーの後に、マクラーレン、フォースインディアに移籍し、悪くないどころではない活躍をしている。

ペレス以後、ジュール・ビアンキ(アクシデントで他界したが、フェラーリのシートが確実視されていた)、ランス・ストロール、アントニオ・ジョビナッツィ、そしてシャルル・ルクレールとこれまで5名の“卒業生”が誕生している。今のところウィナーはいないが、シャルル・ルクレールがその期待を高くしている。

ちなみに、FDAとは若干形態が異なるが、レッドブル・ジュニアチームは、これまで71人が選出され、赤い牛が描かれたヘルメットを被ってレッドブルF1チームでレースに参加したのは7名。トロロッソを含めると、二桁の“卒業生”が誕生している。

ホンダのフォーミュラ・ドリームから佐藤琢磨、トヨタのTDPからは、小林可夢偉と中嶋一貴が“卒業”しているが、ザウバーで走った小林可夢偉、ウィリアムズの中嶋一貴以外、ホンダやトヨタがコンストラクターもしくは直系チームが参戦していた時に限られる。

アカデミーとは異なるけれど、1987年に日本人初のフルタイムF1ドライバーとなった中嶋悟が、ホンダがエンジンを供給していたロータスでF1にデビューしてから32年。日本のエンジンを使うチームに日本人という組み合わせとして、トロロッソのシートが注目されている。

[STINGER]大和 空/Sora Yamato

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