まずはフェラーリが先手で合同テスト初日午前中終了
準備が間に合わなかったウィリアムズを除く9チームが参加して行なわれた2019最初の合同テトスは、フェッテル+フェラーリが最速で午前中を折り返した。フェッテル+フェラーリは周回数でも群を抜く72周を走破。ボッタス+メルセデスも69周で続き、フルケンベルグ+ルノーだ65周しいる。
開幕までにテストは4日間かける2回の8日間、それぞれ、午前中と午後に4時間ずつ、合計64時間行なわれる。
まずはフェラーリが順調な滑り出し。メルセデスはどっしり構えて粛々とプログラムをこなし、ルノーが虎視眈々、というのが最初の4時間終了時点の傾向だ。
タイムをみると、昨年のテスト初日と大差ない。昨年のスペインGPの予選が1分16秒台、決勝のファステストラップが1分18秒台だったことを考えると、ダウンフォースを失ったはずの車両規則の変更は、いまのところ周回に関係なさそうな状況がみえる。
◆2019F1合同テスト初日午前中結果
1. フェッテル+フェラーリ 1分18秒161 72周
2. ペレス+Rポイント 1分19秒944 20周
3. ボッタス+メルセデス 1分20秒127 69周
4. ライコネン+アルファロメオ 1分20秒160 46周
5. フェルスタッペン+レッドブル 1分20秒174 52周
6. サインツ+マクラーレン 1分20秒430 56周
7. フルケンベルグ+ルノー 1分20秒980 65周
8. グロジャン+ハース 1分21秒500 18周
9. クビアト+トロロッソ 1分21秒732 35周
[STINGER]山口正己
photo by FERRARI