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ホンダ陣営のF1合同テスト初日

2019初の合同テスト初日を終え、ホンダ陣営は、冷静な判断で進んでいることが見えた。

ホンダのパワーユニット供給の現場を預かる田辺豊治テクニカルディレクターは、順調な滑り出しを確認したこと、Scuderia Toro Rossoのジョディ・エジントン副テクニカルディレクターは、順調な中にも課題が多いことを振り返った。

◆田辺豊治ホンダF1テクニカルディレクター
「今日はPUとしては両チームともに2019年スペックの基本的な機能確認を行いました。一日を通してPUには大きな問題なくセッションを終えましたし、いいスタートだったと感じています。Toro Rossoとは2年目で互いによく理解できていることも多く、昨年よりもさらにいいチームワークで作業ができていると感じています。Red Bull Racingとは本日初めて公式セッションに臨みましたが、冬の間に懸命な準備を一緒に続けてきたこともあり、コミュニケーションよくスムーズに一日を終えることができました。明日からも開幕戦に向けてまだ長いテストが続きますが、この調子で進めていきたいと思います」

Scuderia Toro Rossoのジョディ・エジントン副テクニカルディレクター
「テストが始まり、真剣勝負の場に戻って新しいマシンの理解をスタートすることができ、よかったです」

「今日はその第一歩というところですが、走るたびに疑問を解消できた一方で、新たな課題も同じくらい見つかりました。序盤は気温が低かったこともあり、ロングランを行う前の基本的なプログラムを消化し、午後には安定したコースコンディションのもとで、少し長めの走行に取り組み、シャシー、PU、タイヤの状況を確認しました」

いくつか小さな問題を解決するためにガレージで時間を費やしたことで、明日に持ち越した内容もありますが、それでも今日はかなりいい一日だったと思います。PUについてはHondaのメンバーが計画的にプログラムをこなしていき、スムーズにテストを消化することができ、順調です」

「8日間のテストの初日ですから、これから多くのことをこなさなければなりません。新パーツを評価し、メルボルンに向けたチェック項目をつぶしていく作業が待っています。目の前の課題に集中していきます

「明日は、アレックスが初めてF1マシンで一日中走行することになります。我々はもっとSTR14を進化させる自信がありますし、アレックスもどんどん成長してくれるはずです」

【STINGER】
photo by Honda

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