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走った距離はチーム力に比例する?!–注目のアルファロメオとトロロッソ・ホンダ

開幕に向けて、F1合同テストが行なわれている。2月18日からの4日間と、2月26日からの2日間が終了し、8日間のスケジュールのうち6日が終わった。

この間のチーム毎の周回数を合計すると、表のような結果になった。

最多周回数は、メルセデスで、フェラーリとレッドブルが続いている。去年の3強そのままの順番だ。4番手のルノーまでが2018コンストラクターズのランキング順だ。

▲一番右が2018年の順位。ブルーの網がかかったチームのポジションが変動している。

これは、強いチームが運営能力に優れていることの証左であり、当然と言えば当然といえば当然の結果だが、面白いのはその下の順番。去年の順位とはとは無関係なオーダー になっている。

ここで注目したいのは、5番手と6番手。ザウバー改めアルファロメオと、ホンダ・パワー2年目のトロロッソだ。それぞれ、昨シーズン8位と9位からの“躍進”。

フェラーリからのバックアップをより強固に受けることになったアルファロメオと、ホンダのパワーユニットの進化と、レッドブルとの技術協力体制強化で、ポテンシャルアップした結果と見られる。

この2チームは、ここまでの6日間にトップタイムも記録して、今シーズンの活躍が期待されている。

[STINGER]山口正己
photo by TOROROSSO

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