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うすらでかいかフラップでリスク拡大?!

巨大なフラップが2019年マシンのトレンドだが、DRSを閉じたときにどれだか力がかかるかを思うとちょっと怖い。

ピエール・ガスリーのレッドブル・ホンダが、合同テスト7日目に高速のターン9でクラッシュした。原因は特定できていないが、今年のマシンは、空力規則の変化で各部へのストレスが大きくなっている可能性が示唆されている。

F1合同テスト初日に、ルノーRS19のダニエル・リカルドが、DRSを作動させてフラップを閉じた瞬間に、そのフラップが外れ飛ぶアクシデントが起きた。去年のシルバーストンやモンツァでも似たようなアクシデントが起きているが、今年はダウンフォーが増え、フラップなどの空力付加物が使えなくなった分だけ、空気のコントロールができなくなり、アクシデントのリスクは高くなっている可能性が浮上している。

DRSは、長いストレートの終点で作動させる。ということは速度が高く、それまで寝ていたフラップが閉じる瞬間に、巨大な風圧がフラップにかかる。その力の大きさは想像を絶するもので、今後、セフティの角度から、見直しが必要になるだろう。

開閉の差はこうなる。長いストレートからのコーナー入り口で瞬間的にフラップが閉じる。

 

[STINGER]山口正己
Thanfs to all F1 teams

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