ガスリー+レッドブル・ホンダのクラッシュ
開始2時間ほどの第9コーナー。順調にプログラムを進めて1分17秒台に入れたピエール・ガスリーのレッドブル・ホンダが突然コースを外れてバリアにクラッシュした。
まずはガスリー本人の無事が確認され、F1マシンのセフティー思想が見直されたが、マシンは、リィウィングがもぎ取れた。これは接触の衝撃にで外れたものか、はたまた破損して外れたためにアクシデントが起きたのかは定かではない。一説には、リヤサスペンションの破損という情報もあるが未確認。
攻め込んだマシンは、ときとしてリスクを高めることがある。安全率のとり方をどこまで攻め込むかによって、追い込み方が違ってくるからだ。
こうした理由から、テストには、計算どおりに作動するか、ということと同時に、ギリギリに攻めた結果として、トラブルのリスクの確認という意味も込められている。
さらにペースアップが想定できる最終日の明日に向け、カタルーニャ・サーキットは緊張感を高めた夜を迎えている。
[STINGER]大和 空/Sora Yamato
photo by Circult Catarunia