レッドブル・ホンダ、最終日を見送り?!
ピエール・ガスリーのドライブで走行中に、コントロールを失って大破したレッドブルRB15は、夜を徹して修復を急いでいるが、マシンの破損状況から、マックス・フェルスタッペンがステアリングを握って走行予定だった最終日を諦めなければならないかもしれない。
ガスリーは、高速の右コーナーに入ったところで、リヤタイヤのグリップを失い、アンコントロールの状態のまま、後ろ向きにバリアに激突した。
衝撃は強かったが、ピエール・ガスリーは自力でコクピットを脱出し、医務室でチェックを受けたが問題なし。
スピン直前にリヤタイヤがかすかに左ダートに出ていたようにもみえるが、アクシデントの原因は、メカニカルトラブルの可能性があるとされ、ガスリーのその日の走行は40周を走ったその時点で終了となったが、マシンの損傷は、最終日までに修復できない可能性のある壊れ方だった。
ただし、チームやホンダ関連からは明確な発表があるわけではなく、明日にならないと実情は見えないが、最終日を走れないとなれば、その痛手は小さくない。
[STINGER]大和 空/Sora Yamato
photo by REDBULL