チャーリー・ホワイティングの逝去に寄せて–チーム代表
14日朝、2019F1GP開幕戦を控えたメルボルンで急逝したFIAのレースディレクター、チャーリー・ホワイティングに寄せて、深い悲しみに包まれているF1の関係者から、哀悼の意が寄せられた。
改めて、チャーリー・ホワイティングという人物の人柄と人徳が伝わる。
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トト・ウルフ(メルセデス・チーム代表)
「私は今朝チャーリーが亡くなった知らせを聞いてショックを受けて悲しみました。彼は私たちのフォーミュラワン・ファミリーの柱でした。彼のアプローチはバランスが取れていて的確で、常にフォーミュラワンに興味を持って臨んでいました。チャーリーは、私たちのスポーツの素晴らしい大使であり、その最高の利益の真の守護者でした。彼を知っているだけで十分幸運だった私達は、誰もが、彼の自然な微笑や穏やかなユーモアを失います。メルセデス・モータースポーツのファミリー全員を代表して、私はチャーリーの家族と友人たちに、私たちの最も深い追悼の意を届けます」
マティア・ビノット(スクーデリア・フェラーリ・チーム代表)
「チャーリーは真のプロであり、非常に知識豊富でした。しかしそれ以上に、彼は素晴らしい人でした。飽くことのない賢明なモータースポーツのエキスパートで、彼はF1をより安全でより良いものにする手助けをしました。彼はフォーミュラ1の柱でした。私たちのスポーツは、彼がオーバーテイクしたことで、私たちは友人を失いました。彼の損失は余りに大きいのです」
田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)
「チャーリーの突然の死去のニュースで、私たちの深い悲しみと衝撃を表現したいと思います。彼が今週末に我々と一緒にいないとは信じがたい。彼は勤勉で公正な方法で役割を全うしていました。そして、彼は本当にレースを愛しました。彼の死は、このスポーツにとって大きな損失でした。彼はそのような重要な貢献をしていました。私たちは個人的にも、プロフェッシュナルとしても彼をなくしてしまいました。ホンダのメンバーを代表して、すべての彼の家族と友人たちに、心からお悔やみを申し上げます」
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