メルセデスとフェラーリが同じ考え–バーレーンGPの各チームのタイヤ選択
ピレリから、バーレーンGPで10チーム20人のドライバーが選択したタイヤセット数が発表された。
まず、注目は、メルセデスとフェラーリがまったく同じセット数というところ。バーレーンは、砂漠の中のサーキットなので、風に舞った砂がコース上に飛び、グリップを落とす特殊性と、ギャップの対策が肝になるが、メルセデスとフェラーリが同じ考え方をしている、ということになる。
レッドブル・ホンダとルノーとハースとウィリアムズが、二人のドライバーのセット数を変えているが、多くのチームがほぼ不要と考えている最も硬いタイヤを、ガスリーが2セット選んでいるレッドブル・ホンダの作戦が気になる。
5種類の中から硬い方から3種類のコンパウンドが供給されるバーレーンGPは、来週末。タイヤ選択がドラマを予感させている。
[STINGER]大和 空/Sora Yamato
photo by PIRELLI