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ロータス49Bが1000レース記念にデモランした理由

歴史を換えた1台。ここから、F1のスポンサーカラーの歴史が始まった。

1000レース目の中国GPで、デイモン・ヒルが父グラハム・ヒルが1969年にドライブしたロータス49Bでデモランを行なった。このマシンは、1000レースの歴史の中で、特別な意味を持ったマシンだった。

F1は、1950年に始まって以来、言わばブルジョアの遊びだった。富裕層が小遣いでマシンを作って走らせていた、というと若干大げさだが、資金は自らが賄うのが普通だったのだ。

しかし、1968年に、ロータスという新進気鋭のチームの創始者であるコリン・チャップマンが、まったく新しい形を生み出した。それまで、クルマのカラーリングは、国別のナショナルカラーというのが常識だったところに、赤、金、白のゴールドリーフというタバコのカラーリングで登場させた。それを見て、中には、“恥知らず”と真っ向から反対の声も上がったが、これが、その後、タバコだけでなく、F1を支える広告スポンサーの走りとなり、F1の繁栄を支えることになった。

1000レースのために選ばれたたった1台、という意味で、ゴールドリーフ・カラーのロータス49Bを眺めると、1000レースという歴史が蘇ってくる。

[STINGER]山口正己
photo by [STINGER]

 

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