「難しい日だった、難しい週末、かな」–アロンソのインディ500予選day1
4日間のプラクティスの2日目に、アンダーステアから壁にマシンをこすりつけ、その反動でクラッシュ。2017年の初挑戦とは異なる試練を受け、3日目を走れなかったフェルナンド・アロンソが、予選1日目の会見に臨んだ。
予選1日目を前にしたプラクティスで最速タイムを記録して、アクシデントから完全に復活したアロンソだったが、最初の予選アタックのキレがない。原因は、右後輪のパンク。チームはここでリズムを崩した。
「難しい日だった、難しい週末、かな」
「朝の走行は、コンディションが悪くなかったけれど、予選のアタックでリヤタイヤがパンクしちゃって。気温も少し下がった中で、ちょっといい感じで2~3回アタックしたけれど、全開で行きたいところで、右足を離さなければならなくて、トップ30に入るには足らなかった」
「チームにとっても、ボクにとっても、難しいことになってしまったけれど、今晩一晩かけて明日、もう一度やるよ」
予選初日を終えた会見に参加したアロンソは、表情は決して明るくはないものの、外野の我々が感じるほど落ち込んだ様子もなく、“まだまだ諦めていない”というムードの表情で質問に応じた。
[STINGER]山口正己
photo by INDYCAR