ホンダ・パワー好感触!!–モナコGP初日
5月23日木曜日に始まった2019F1GP第6戦モナコGP。伝統のレースの初日のホンダ・パワーは、フリー走行2でトップ6に3台が入る好調な滑り出しを見せた。
ダニール・クビアトのトロロッソ・ホンダが14番手だったが、1分12秒台に13台がひしめく凄まじく拮抗した中団の中で、0.2秒でトップ10入りが見える位置にいる。初日でとらぬ狸を承知で言えば、4台ともQ3入りが見えている、ということだ。
この結果を受け、ホンダF1レーシングの田辺豊治テクニカルディレクターは、以下のようにコメントした。
「PU設定を最適化するために、今日(初日の木曜日)は、通常の“金曜日プログラム”を実行しました。私たちの2つのチーム(とアストンマーチン・レッドブル・ホンダとトロロッソ・ホンダ)とともに、すべてがスムーズに進み、全体的に見て良いスタートを切ったと思います。データを分析し、2日間の予選と日曜日のレースでPUを設定する方法を見いだす時間は十分にあります」
モナコGPは、24日金予備を中日とし、25日土曜日にフリー走行と予選を行なう。いつもに比べれば、時間はタップリある。
【STINGER】
photo by Honda