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31位からの優勝争いでインディ500のヒーローになった佐藤琢磨!!

手に汗握る攻防戦を展開したモナコGP終了後にスタートした第103回インディアナポリス500マイルで、ラスト10周の優勝争いに加わり、二度目の栄冠に手を伸ばして30万人の注目を集めたのが佐藤琢磨。

ピットの手違いで31番手に後退したところから鬼神の追い上げでトップ争いに加わった日本のリトルジャイアントに、全米から注目が集まり、レース後の琢磨は、本日のヒーローとして、引きも切らない“インタビュー攻撃”を受けた。

佐藤琢磨
「31位に下がってしまった状況の中で3位まで戻してくれたチームに感謝します。とにかく諦めずに頑張っていたけれど、燃料をセーブする作戦も効いて、最後のスティントで、カーペンティアをパスした時は、ムチャはしなかったけれど、持てる力を総て使って“行くしかない”、と。前の2台を抜きたかったけれど、二人は速くてちょっと届かなかった」

「最初のトラブルは、右リヤがあやふやなままだったのでちょっと怖かった。もう1周してタイヤを換えてからよくなったです」

「一度は2ラップダウンになりながらここまで挽回したのですから、チームの働き振りは本当に素晴らしかったと思います。インディ500ではときとして奇跡が起きますが、僕がラップダウンしてからはずいぶんと長い間、イエローになりませんでした」

「リードラップに返り咲くまで100周以上かかったと思いますが、それまでは冷静かつ着実に作業をこなしていきました。抜群のストラテジーでリードラップに復帰しました」

「優勝したサイモン(パジェノー)に本当におめでとうを申し上げます。インディGPに続いての優勝は文句なしの戦績だと思います。アレックスと僕は持てる力のすべてを振り絞りました。最後の7ラップは一瞬も気を抜かずに戦い続けました。素晴らしいバトルでしたが、優勝に手が届かなかったのは残念です。本当にチームのおかげです。ラップダウンから返り咲いたのですから」

「シーズンを考えれは、インディ500はダブルポイントなので、シーズンを闘う上でとてもよかった。序盤に後退したのは悔しいけれど、チームが素晴しい仕事をしてくれたので満足です」

[STINGER]山口正己
photo by Honda

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