歴史は巡る?! ホンダのカナダGP最後の勝利は!?

ホンダは、コンストラクターとして1964年-1968年のホンダF1第一期を闘い、続いて1983年から第二期として、スピリット、ウィリアムズ、ロータス、マクラーレンにエンジンを供給、1992年までを過ごした。
その後、1997年にプロストGP、1998年からジョーダンGPに、無限ブランドで2002年まで闘いながら途中をつなぎ、2000年から2005年までBARにエンジンを供給、2006年からは第一期に続いて、コンストラクターとして2009年まで活躍した。
そして今、2015年にマクラーレンにパワーユニットを供給、2018年からトロロッソ、2019年からレッドブルにパワーユニットを託して挑戦を続けている。

1988年カナダGPウィナーのアイルトン・セナ+マクラーレン・ホンダ。意外にもカナダGPの勝利は4回だけに留まっている。
そのホンダのカナダGPでの活躍をみると、優勝は、1986年のナイジェル・マンセル+ウィリアムズ・ホンダ、1988年と1990年のアイルトン・セナのマクラーレン・ホンダ、1992年のゲルハルト・ベルガーのマクラーレン・ホンダの4回。述べ56人がカナダGPに出走していることを考えると、驚くほど多くはないが、今週末のモントリオールで、新たなドラマが待っているかもしれない。

新たなドラマを期待したくなるのは、ホンダ・パワー最後の勝利は、1992年のマクラーレン・ホンダ。優勝のゲルハルト・ベルガーは、奇しくも、田辺豊治テクニカルディレクターが担当だったのだ!!
[STINGER]山口正己
photo by Honda




