フェッテル「本当は一番上の段に上がってたハズ」 — 【オーストリアGP(日) コメント】
スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ【オーストリアGP 決勝 / コメント】
◆セバスチャン・フェッテル
グリッド=9番 / 決勝=4位
「僕はいつもポジティブだし、今日はチームがドライブするのに素晴らしいマシンを用意してくれて、僕らにとってはいい週末になってたハズだったと思う。たぶん、数週間前のカナダ※みたいな状況だね。昨日の成り行きにはガッカリだったけど、今日のレースはコクピットにいた僕には楽しかったし、ホイールtoホイールのバトルもあって、ずっとプッシュしっぱなしでエンジョイできたよ」。
「全体的には、ある面では満足できるけど、ほかの面では満足できてない。だって僕らは2台揃ってポディウムに上がれてたハズだし、本当ならそのうち一人は一番上の段に上がってたハズだから。マシンに関しては何が必要なのかは分かってる。もっとダウンフォースが必要なんだ」。
「僕らはこの手のトラックやカナダに強いし、マシンのどこを改善すべきかは分かってるけど、それは簡単じゃないし、たった一日でどうにかなることでもない。マラネロ(ファクトリー)のチームに感謝したい。彼ら全員が情熱を持ってて、マシンを改善するためにクレイジーなほどに取り組んでくれてるから。今年のフェラーリは間違いなく優勝に十分なほどに優れてる」。
※チームメイトのシャルル・ルクレールとの白熱のバトルが審議対象となりながらもお咎めなしで優勝したマックス・フェルスタッペン。カナダでフェッテルが同様のアクションをとったときはペナルティ対象となり、優勝をルイス・ハミルトンに明け渡すことになった。
今週末もフェルスタッペンに同じ裁定が下され、そのままレースが終わっていれば優勝はルクレールのものだった。
【翻訳:STINGER】
写真素材:Ferrari S.p.A