強風の中でスピン続出のイギリスGP初日
ハミルトンの母国で初日をリードしたボッタス。
2019F1GP第10戦イギリスGPが、風が強い曇天のシルバーストン･サーキットで始まった。
フリー走行1では、レッドブル･ホンダのピエール･ガスリーが最速タイムを記録。その1分27秒173をターゲットタイムに、フリー走行2の積極的なアタックが始まり、飛行場跡地の広大な吹きっさらし。高速と風速5m/sの強い風でコントロールを失うマシンが続出し、スピンが連発する中で、メルセデスが1-2を決めた。
3-4番手をフェラーリのシャルル･ルクレールとセバスチャン･フェッテルが締め、5番手にピエール･ガスリーが続いたが、一発のタイムがひねり出せないマックス･フェルスタッペンとの間に、マクラーレンのランド･ノリスが食い込んで、フランスGPからのスピードを持続した。
ホンダ･パワーは、ガスリー＋レッドブル･ホンダ5番手、フェルスタッペン＋レッドブル･ホンダ7番手、アレキサンダー･アルボンとダニール･クビアトのトロロッソが9番手と11番手と、まずまずのポジションで初日を終えた。
◆イギリスGPフリー走行2結果
1. ボッタス＋メルセデス 1分26秒732
2. ハミルトン＋メルセデス 1分26秒801
3. ルクレール＋フェラーリ 1分26秒929
—-以下、1分27秒台
4. フェッテル＋フェラーリ
5. ガスリー＋レッドブル･ホンダ
6. ノリス＋マクラーレン
7. フェルスタッペン＋レッドブル･ホンダ
8. サインツ＋マクラーレン
9. アルボン＋トロロッソ･ホンダ
—-以下、1分28秒台
10. ペレス＋Rポイント
11. クビアト＋トロロッソ･ホンダ
12. マグヌッセン＋ハース
13. ライコネン＋アルファロメオ
14. リカルド＋ルノー
15. フルケンベルグ＋ルノー
16. ストロール＋Rポイント
17. ジオヴィナッツィ＋アルファロメオ
18. グロジャン＋ハース
—-以下、1分29秒台
19. クビツァ＋ウィリアムズ
—-以下、1分30秒台
20. ラッセル＋ウィリアムズ
［STINGER］山口正己
