トップチームの風格!! 充実のレッドブル陣営
予選でF1GP史上100人目のポールシッターとなったマックス・フェルスタッペン。彼を支えたアストンマーチン・レッドブル・ホンダの一人一人に、トップランナーとしての風格と自信が満ちあふれていた。
レッドブルのホルツハウスの中でチーム関係者を観ていると、ヘルムート・マルコ博士やクリスチャン・ホナー代表はもちろん、他のスタッフのどの顔も笑顔にあふれ、ホナー代表はゲストだけでなく、報道関係者に対しても笑顔で会釈してくる。チームが強く、勝てる体制にあることを、一人一人が全身で受けとめているイメージがあふれている。
ホンダの関係者とのやりとりを観ても、お互いを信頼し合っていることがヒシヒシと伝わってきて、この強さは、しばらく続くと思わずにいられない。
全盛期のマクラーレンの総裁ロン・デニスは、2位以下はビリと一緒だ、といったことがあるが、実は、この考え方は、トップチームだけでなく、全チームが目指しているところだ。それを体現できているレッドブル陣営が、まさに至福の中を進んでいる。F1GPは、勝つための闘いであることが、レッドブルの関係者からいまほど感じられることはない。
[STINGER]大和 空/Sora Yamato
photo by [STINGER Iguchi]