エイトキン優勝、松下信治5位–F2第10大会レース2
イタリアGPのサポートレースのFIA-F2第10大会レース2が8日にモンツァで行なわれ、レース1のリバースグリッドでポールポジションからスタートしたジャック・エイトキン(カンポス)が、2016年のGP2以来の優勝を達成し、表彰台でアントワン・ユベールを忍んでフランス国旗を掲げた。
レース1で優勝し、8番手からスタートした松下信治(カーリン)は、スタートで7番名に駒を進めたが、その後うまくレースを進めて3位でゴールしたが、ヴァーチャル・セフティカー中のスピード違反で5秒のペナルティで5位と裁定された。
佐藤万璃音(カンポス・レーシング)は、12番手スタートから11位でゴール、ジリジリとF2を学習しつつある。
松下信治がF1に乗るためのスーパーライセンス・ポイントを得るためにはシリーズ4位が必要だが、現在6番手。残り1大会で、2レースに優勝すると合計40ポイントが与えられ、チャンスはあるが、その場合でも、シリーズ4位と5位のジャック・エイトキンとセルジオ・セッテカマラの得点がないことが条件という厳しい状態となった。
第10大会レース2トップ10
1. ジャック・エイトキン カンポス
2. ジョーダン・キング MPモータースポーツ
3. ニック・デ・ブリース ART
4. グァンユー・ゾー ユニ・ヴァートシ
5. 松下信治 カーリン
6. ミック・シューマッハ プレマ
7. ジュリアーノ・アレジ トライデント
8. ルイス・デラトレス カーリン
9. ニキータ・マゼピン ART
10. ニコラス・ラティフィ DAMS
◆第10大会終了時点のシリーズトップ6
1. ニック・デ・ブリース ART 225
2. ニコラス・ラティフィ DAMS 166
3. ルカ・ギオット ユニ・ヴァートーシ 155
4. ジャック・エイトキン カンポス 153
5. セルジオ・セッテカマラ DAMS 151
6. 松下信治 カーリン 161
[STINGER]山口正己
photo by FIA-F2