フェラーリの1-2は、実に84回目!!
シンガポールGPで1-2フィニッシュを飾ったスクーデアリ・フェラーリから、レースレポートが届いた。
ポールポジションからスタートしたシャルル・ルクレールと、それを逆転したセバスチャン・フェッテルの闘いが、戦略どおりに進んだ結果だったことを伝えせのだが、その中に、改めて、フェラーリの歴史の分厚さを感じる数字があった。
今回の1-2フィニッシュは、スクーデリアフェラーリの歴史で84回目の記録だった。この数字は、改めてフェラーリの歴史を思い出させると共に、セバスチャン・フェッテルが、フェラーリがそういうチームであることを認識して、強大なプレッシャーの中で戦っていたことも、改めて認識させた。
シンガポールの勝利は、スクーデリア・フェラーリにとって3年連続の勝利であり、1-2フィニッシュは、2017年のハンガリーGP以来だが、フェラーリ最初の1-2は、68年前の1951年のモンツァ(アルベルト・アスカリとフロイライン・ゴンザレス)まで遡る。
また、セバスチャン・フェッテルの勝利は、2018年ベルギーGP以来392日ぶりのごぶさただが、シンガポールでは5回目の勝利であり、マリナ・ベイ・ストリート・サーキットの最多記録となった。フェッテルは、フェラーリで14回目の勝利とし、72回のミハエル・シューマッハと15回のニキ・ラウダに次ぐ、フェラーリ歴代優勝者の3位にランクされた。
[STINGER]山口正己
photo by FERRARI