ダカール・ラリー10日目、アロンソ痛恨の 2回転転倒!! なんとか14位に踏ん張る
ダカール・ラリー初挑戦で素晴しいポテンシャルを見せていたフェルナンド・アロンソが、10日目のステージで転倒、2回転するアクシデントに遭遇した。
風に寄せられた尾根をおり越える際に、タイヤをとられた形でバランスを崩し、土手のしたに向かって回転、しかし、設置した場所が、固い地面ではなかったため、比較的ショックなくもう1回転して元の形で着地、そのまま走行を続けた。
しかし、フロントウィンドウが破れていたため、自らフロントウィングを外して走行を続けた。
幸か不幸か、この日の区間は、強風のため競技が中断し、フェルナンド・アロンソは思ったより大きなロスを食わず、総合14位に踏ん張って残り2日に挑む。
ラリーは、ペテランセルとアル・マッティヤーと後半に追い上げてきたパリダカのオーソリティ、テランセル、としてカルロス・サインツSr.の闘いになっているが、10日目は、ペテランセルとアル・マッティヤーがそれぞれミスコースでタイムロスし、この日のトップタイムを記録したサインツが、リードを18分以上に広げた。
しかし、サインツは、「この差は充分ではない」と気を引き締めた。
【STINGER】
photo by GAZOO RACING
movie by Murat Gunarslan / REDBULL