WRC第2戦ラリー・スウェーデン シェイクダウン–ロバンペラ最速/ヤリストップ3–勝田貴元好調!!
2020年FIA世界選手権ラリーWRC第2戦、シーズン唯一のフルスノーイベントラリー・スウェーデンのシェイクダウンが行なわれ、ヤリスWRCのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(ヤリスWRC 69号車) がシェイクダウン1でトップタイム記録、明日から始まる森林ステージに向けて、幸先の良いスタートを切った。
今年の暖冬で、当初予定のステージの多くが雪不足でキャンセルされ、主催者は雪や氷が残るステージのコンディション維持および改善を強いられた。ステージの一部区間は完全にグラベルが露出し、ドライバーはタイヤの変化を予見しなければならないむずかしいコンディションとなった。
開幕戦ラリー・モンテカルロに続いて参戦したTOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムの勝田貴元は、シェイクダウン1で6番手、シェイクダウン2で7番手タイムを記録して駿足を見せた。
カッレ・ロバンペラ
「朝のシェイクダウンのようなコンディションを走ったのは初めてだったので、とても運転が難しく感じましたが、タイムはとても良く、またタイヤを含めた色々な変化を知る興味深い体験でした」
14日は、4本のSSの合計距離63.68km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は264.49kmとなる。
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photo by TOYOTA GAZOO Racing