ダニール・クビアト、開幕戦へ!!–「クルマは可能性を秘めている」
ダニール・クビアトは、ホンダ・パワーとの付き合いの2年目を迎えた。エンジンの信頼性と、マシンの仕上がりをテストで確認し、期待を膨らませて開幕戦を待っている。
「冬のテスト中に多くの有益な走行を行なったので、開幕に向けて挑戦の準備ができていると思います。ボクたちはバルセロナで、順調にスタートし、新しい車の特徴を学び、新しいセットアップの方向性を最大限に活用することができました。オーストラリアとバーレーンの連戦では、さらに多くの回答が得られると確信していて興奮しています」
「車両規則があと1年、変更されないことで、中団グループがトップチームに挑戦するチャンスができていますが、同時に、他の中盤チームとボクたちの争いがタイトになり、非常に興味深い闘いができることを楽しみにしています」
「新しいAT01の挙動は、テストで楽しめました。さまざまな設定を試して、その挙動をできるだけたくさん理解するために、大きな一歩を踏み出しました。ボクたちは、すべての変更にかなり満足しており、すべてを組み合わせて最高のクルマを作ろうとして、大きく進歩しましたが、ライバルとの比較は、開幕を待たなければなりませんが、クルマは可能性を秘めていると感じています」
「オーストラリアは、行くたびに、初めてのような刺激的な国です。レースの興奮はいつもすごく特別。コースはかなり古くてクールです。ボクは、いつもアルバートパークに行くのが楽しみです。他とはかなり違っていて、面白いトラックだからです」
「比較的滑らかなバルセロナの路面で数日間テストした後、凹凸のあるストリートサーキットで1年が始まると、奇妙な感じがします。バンプで適切なセットアップを見つけるが難しく、金曜日には路面がかなり汚れていることも、セットアップを困難にするけれど、週末が進むと、路面にゴムが載ってグリップを提供してくれます。コンクリートウォールに囲まれた公道コースは、スピードが高くて楽しい。コーナーをきちんとクリアーして縁石にうまく乗れるととてもいい感じです」
【F1-STINGER】
photo by Scuderia AlphaTauri