フェラーリ夏休みを前倒し
フェラーリは、F1が再開されることを予測して、8月にF1GPが重なって通常の夏期休暇を取れなくなることに対応するため、夏休みを前倒しするかたちで、3月19日から4月8日まで、ファクトリーを閉鎖することを発表した。
前向きな発表の仕方に、フェラーリらしさを感じる。
“スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ((Scuderia Ferrari Mission Winnow)は、イタリアおよび世界中の何百万人ものスタッフとともに、Covid-19ウイルスの大流行に対処しなければならず、FIAとF1の通常の夏季休業を進める決定を完全にサポートし、明日3月19日木曜日から4月8日木曜日まで閉鎖されます”
“チームの優先事項は、常に従業員とその家族の安全です。そのため、数日間、マラネロの施設での作業は中断され、可能な限りスマートな作業システムに置き換えられました”
“私たちは、70年以上にわたって行なってきたように、レースができない現状に、ファンと同じように失望していますが、このような深刻な状況に直面したときは、当局の助言に従い、可能な限り効率的にウイルスを封じ込めるために、すべての活動を制限することが重要です”
“私たちは、日常生活だけでなく、モーターレースを含むスポーツが正常に戻せるように、ウイルスに感染したすべての人々と、ウィルスと戦うために状況が改善するのを待ちます”
私たちの距離を維持しなければならないが、それでも団結して、このウイルスは打ち負かすことができると信じています。
【F1-STINGER】
photo by FERRARI