メルセデスのF1テクノロジーの最新呼吸補助装置1000台/日
コロナウイルスとの闘いを支援するF1の『Project Pitlane』の取り組みの最新情報として、メルセデスF1チームのエンジニアとUCLH(ユニバーシティカレッジ・ロンドン・ホスピタルの臨床医が、新しい呼吸補助装置を設計、Covid-19に対するグローバルな対応のサポートが伝えられた。GOサインがかかった最初の会議から、デバイスの製造まで僅か100時間未満というスピーディな対応だった。
UCLHとロンドン地域の姉妹病院で患者でトライアルが行なわれたこの装置は、先週、規制当局の承認を受けた。現在、最大10,000setの注文がBNHS(British National Health Service=英国国民健康サービス)から出され、メルセデスのパワーユニットが開発と製造基地である英国ブリックワースのメルセデスAMGハイパフォーマンス・パワートレーン・テクノロジーセンターで、1日1000setが製造されている。
【STINGER】
photo by MERCEDES