ライコネンがF1デビューした2001年の顔ぶれ
ルーキーの当たり年として有名。
こちらの写真は、2001年の開幕レース前に撮影された一枚。この中に、現在も現役バリバリでF1で活躍し続けるドライバーがいる。さて誰でしょう?
答えは、写真のド真ん中で「俺には関係ない」と言わんばかりの表情で立っているキミ・ライコネンだ。今年で20年目を迎えるわけだが、これほど長い間F1ドライバーの肩書を持ち続けることは並大抵ではない。
2000年にデビューしたジェンソン・バトン(下段左から2人目)も、ライコネンと同じ年にデビューしたフェルナンド・アロンソ(上段右から2人目)も、言うまでもなく素晴らしく、長年F1ドライバーであり続けたが、数年前に最前線からは退いてしまった。2020年現在この集合写真を観ると、ライコネンの部分から何か不思議なオーラがでているような気がしないでもない。
ちなみに、ライコネンの左上にいるドライバーは、我らがレッドブル・ホンダで活躍するマックス・フェルスタッペンの父である、ヨス・フェルスタッペンだ。ライコネンが2001年に同じグリッドに着いていたドライバーの息子と将来F1で戦うことになるなんてことを、この頃どれほどの人が予想できただろう?
キミ・ライコネンという男の偉大さを改めて感じた一枚であった。
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Photo by Ferrari S.p.A / FERRARI MEDIA