ますます期待が高まるもてぎのiRacing第4戦!!
週末の楽しみは、インディカーのバーチャルシリーズ“iRacingチャレンジ”、ロードコースのワトキンスグレンとアラバマ、オーバルのミシガンに続く第4戦は、33台のエントリーで行なわれるが、キーワードは、佐藤琢磨/エリオ・カストロネベス/もてぎ/だ。
佐藤琢磨の参戦は、新鮮なインパクトがあったが、無作為に荒ばれた会場が、ツインリンクもてぎだったことは、そのインパクトをさらに大きなものにした。
ツインリンクもてぎは、2008年から2011年まで、もてぎのオーバルが舞台だったが、東日本大震災で、2コーナー部分に亀裂が入り、以後、使われなくなっていた。亀裂部分で、“バンッ!!”という衝撃が入るが、走ってしまえるのはバーチャルならでは!? もしかすると、混戦になった時は、ここで何かが起きる可能性も想定できて、興味が加速する。
インディ500で3回勝っているエリオ・カストロネベスは、2006年と201年のインディ・ジャパン300のウィナーでもあり、300佐藤琢磨とともに注目されるが、ツインリングモテギのFirestone 175で勝っているNASCARカップシリーズのチャンピオンのカイル・ブッシュとの『インディカーとナスカーの対決』も注目しておきたい。
また、2009年と2011年のもてぎのウィナーのスコット・ディクソンと、2007年もてぎで勝ったトニー・カナーンの参加も気になる。
毎年恒例のホンダのファン感謝デーで、オーバル走行を披露している佐藤琢磨が、インディ500ウィナー8人目としての参加となる。他の7人は、、カストロネベスの他に、2009年と2011年のもてぎウィナーのディクソン、2007年もてぎウィナーのトニー・カナーン、ライアン・ハンターレイ、シモン・パジェノー、ウィル・パワー、アレクサンダー・ロッシの豪華版だ。
iRacing第4戦は、4月21日03時30分(日本時間)からインディカーYoutubeチャンネルでライブ放映される。
また、1週間後になるのは残念だが、GAORAで放映も予定されており、MC村田晴郎/解説武藤英紀という“黄金コンビ”の実況も、楽しさを加速してくれそうだ。
photo by INDYCAR