リカルド･ディビラ逝く
2012年ルマンのディビラ。アンリ･ペスカロロのチームで童夢を走らせた。
4月25日、ブラジル出身のエンジニア、リカルド・ディビラが亡くなった。
ディビラは、2009年から来日し、TEAMサードからNISMOのエンジニアを歴任、2012年には、S102.5を制作した童夢のルマン計画にも参画し、日本のモーターレースシーンではおなじみだった。
元々、1975年にウィルソン･フィティパルディ（2度のワールドチャンピオンエマーソンの実兄）が設立したオールブラジリアンによるF1チームのフィティパルディF1チームのデザイナーとしてF1に関わり、来日の前には、スクーデリア･アルファタウリの前身であるミナルディのエンジニアとして活躍していた。
享年74歳。謹んでご冥福をお祈りします。
［STINGER］山口正己
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