バーチャルに消極的なハミルトン
6度のF1ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンは、レーシングシミュレーターにさしたる興味を示していない。F1.comが伝えた。
ランド・ノリスやシャルル・ルクレール、ジョージ・ラッセル、マックス・フェルスタッペンなどがこぞってバーチャルレーシングを楽しみ、セバスチャン・フェッテルもそこに加わったが、ハミルトンはeSPORTSに興味を示さず、ブラックリーのメルセデスの本拠地の本格的シミュレーターもコース紹介で乗っただけ。
シミュレーターは、リアルの運転のような動きがなく、スキルアップに役立たない、というのがその理由のようだが、そうは言いつつ、友人とオンラインで遊んだり、プレイステーションで育ったことは認めている。
要するに、本物指向、ということで、F1に参戦したことがない我々にとって、まさに仮想でF1に乗れるバーチャルは、ハミルトンとは価値観が違う、ということ!?
ちなみにハミルトンは、戦闘ゲームの“Call of Duty”を、ガスリーやルクレールと楽しんでいる模様。
[STINGER]山口正己
photo by MERCEDES