ウィリアムズ売却!!
COVID-19の被害がF1GPにも広がった。老舗と言えるF1チームで、チャンピオン経験を持つウィリアムズ・グランプリ・エンジニアリングが、チームの過半数の株の売却を検討、実行した。
コロナ禍の影響で、タイトルスポンサーのRokitと主要スポンサーのRok Drinksとの関係を終了せざるを得ず、2019年の赤字1,300万ポンド(邦貨17億2千万円)をクリアーできなかったため。
ただし、チームが消滅するのではなく、2021年に復帰するための最善の措置としての決断だったとも。
ウィリアムズは、2018年と2018年シリーズをコンストラクターズ・ポイントの最下位で終え、さにコロナ・ウイルスのパンデミックで始まった 2020年のシーズンへの財政的圧力が高まった。
すでに2月のテストの段階で、テスト開始にマシン制作が間に合わず、送れて参加するという事態で2020年が始まっていた。
「新しい戦略的方向性の一環として、WGPH(ウィリアムズ・グランプリ・ホールディングス)理事会は、利用可能なオプションのすべてを見直している」。
検討されているオプションには、「新たな資本の調達、WGPHの少数株主持分の売却、または会社全体の売却の可能性を含むWGPHの過半数持分の売却が含まれる」という。
名門の復帰を祈りたい。
【STINGER】
photo by WILLIAMS