ザナルディのアクシデント
ザナルディの事故は、乗っていたハンドサイクルが対向車線にはみ出し、トラックと正面衝突したとFormulaone.comは伝えている。
ザナルディは、CARTで2年連続タイトルを奪った後に1999年にウィリアムズでF1に復帰したが、ここでも苦戦を強いられ、再びCARTに戻ったが、2001年にラウリッツ・リンクのオーバルコースで行なわれたCARTシリーズのドイツ戦で、トップを走りながらピット出口でコースを外れ、後続車が避けきれずに接触して両足切断の重症を負った。
しかし、その事故に屈せず、総てを手で操縦するBMWのツーリングカーでレースに復帰して活躍、さらに、手で推進するハンドサイクルでパラリンピックで4つ金メダルを獲得し、世界にその名を轟かせた。
【STINGER】
photo by BMW