14歳とは思えないJujuのコメント
先週末にデンマークのユトランド・リンクで行なわれた『F4 ダニッシュ・チャンピオンシップ』の第1戦-第3戦に参戦したJujuこと野田樹潤は、開幕戦をポールポジションから優勝、第二戦は怒濤の追い上げを見せたが、タイヤの装着間違えというチームのミスで失格となったが、第3戦ではセフティカーをものともせずに圧倒的なパフォーマンスを見せ、12番手グリッドから3位までよじ登った。
レース後のコメントも、14歳とは思えない落ち着いたぶりで自分のレースを振り返った。
「20日金曜日の第1戦は、スタートからゴールまで気を抜かないようにプッシュをし続けて、ポール・トゥ・ウィンで決めたました。しかも、週末を通して唯一の1分6秒台のファステストラップも記録して。やったー!って気持ちです。ヨーロッパ初のレースでこんな結果が出せるなんてもう最高です。第2戦は、リバースグリッドの8番手からのスタート。セフティーカーでレースの周回数が短くなってしまいましたが、3位まで上がりました。第2戦は4位までに入れば、第3戦でポールポジションになる事がわかっていたのでタイヤをいたわり、最後は無理をせずにゴールしましたが、違ったタイヤがひとつついてしまっていて失格になってしまいました。悔しかったですけど、レースではあることです」
第3戦はポールポジションスタートの予定でしたが、第2戦の失格で12番手スタートでしたが、プッシュにプッシュを重ねて順位をあげようとしましたが、2度のセーフティーカーで、レースができた8分程度の短い時間で、3まで上がりました。セーフティーカーがなければ勝てたのにと悔しくて」
「でも、レースはとてもエンジョイできましたし、何よりも20日のデビュー戦のポール・トゥ・ウィンと、日本ではできなかったバトルを展開して、沢山の車両を抜くことができたのがとても楽しく、自信につながりまりました」
「今回もたくさんの応援メッセージ、レースの結果を伝えてくださったメディアのみなさん、こんな状況でも支援を続けてくださっている T-Point、ミキハウスをはじめとするスポンサー様、デンマーク現地でわ
からないことだらけの状況でサポートしてくれた現地の協力者の方々と、チームスタッフのみなさん、友人、家族、この結果を出せたのは皆さんのおかげです」
9月11日-12日に、Jujuが練習走行でコースレコードを記録したパドボーグ・パークでのレースが待ち遠しい。
【STINGER】
photo by NODA RACING