GT500はNSX、GT300はBRZが最後にベストタイム!!
強い雨からダンプ状態、そして徐々に乾いて完全ドライ。富士スピードウェイで行なわれた2日間の2020 AUTOBACS スーパーGT合同テストは、総ての路面コンディションを演出して最終日を締めくくった。
GT500は、午前中のウェットから徐々に好転する路面コンディションの中で、午前中は山本尚貴/牧野任祐のRAYBRIG NSX-GTが1分28秒282でトップタイム。午後には、ARTA NSX-GTがドライコンディションで最速タイム。
NSX-GTとGR Supraが交互に続き、GT-R勢は、MOTUL AUTECH GT-Rの9番手が最速となった。
GT300は、グッドスマイル 初音ミク AMG、ARTA NSX GT3、GAINER TANAX GT-Rを押さえ込んで、SUBARU BRZ R&D SPORTが最後にベストを記録してテストを締めくくった。
GT500クラス・トップタイム/野尻智紀(ARTA NSX-GT)
「テストとは言え、トップタイムで終われたので良い流れのテストだったと思います。チームの士気にも関わりますからね」
「順位としては上位にいられましたが、まだまだ改善点が残っています。ドライビングもクルマも、レベルを高くしていきたいと思っています」
GT300クラス・トップタイム/山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)
「2日間トラブルなく良いテストになり、成長を感じることができました」
「ウエット路面では少し課題はありましたが、乾きはじめた路面で最後にトップタイムを獲れたのは締めくくりとして良かったと思います」
「他チームのテスト内容が分からないけれど、レース数がが増えた富士スピードウェイで最後にトップタイムになったのはいい流れですね。これに満足せず、自分の走りもまだまだ攻めていきたいと思います」
開幕戦は7月18日と19日に、テスト会場と同じ富士スピードウェイで火蓋が切って落とされる。
【STINGER】
photo by GT-A