インディ500、圧巻の88ページ資料で万全対策!!
フェルナンド・アロンソや佐藤琢磨の参戦で注目されるインディ500。5月の予定を8月23日に移動してインディアナポリスモータースピードウェイで開催される第104回インディ500について、主催者のインディアナポリスモータースピードウェイは、収容人数を25%に抑えることを伝えるために、88ページに及ぶの計画書を発表した。
ペンスケ・エンターテイメントのマーク・マイルズ社長兼CEOは、レースがNBCのインディアナポリスで生放送されることを発表し、自宅からリアルタイムで観戦できることを伝えた。
「観客数を減らし、ソーシャル・ディスタンスを置いた座席配置とし、マスクは必着をお願いしたい。国、州、地方の医療担当と共同で注意深く開発された詳細な計画に基づき、「the 500」にファンをお招きします。」とマイク・マイルズ社長。
88ページの内容は、4か月をかけ、国内最大の救急医療サービスプロバイダー『グローバル・ハディカル・レスポンス』の最高医療責任者であるDr.エドワード・ラチを中心に、インディ関係者と米国の医療専門家のチームによって作成された。
計画の要点は以下の通り。
*入場者数は、定員の約25%。
*ソーシャルディスタンスを確保するために座席が割り当てられる。
*マスクは、常に会場全体で義務付けられる。
*全員が非接触温度計で検温され、100.4度(摂氏38度)を超える観客は入場禁止。
*すべての水飲み場と霧散布場は閉鎖。
*エレベーターの収容人数制限を適用。
*売店の商品は、ほぼ事前パッケージ化された食品に限定される。
*混雑を減らすため、すべてのコンサート、VIPレッドカーペット、イン*ディアナプレス財団のラストローパーティーなど、多くを廃止。
*会場とコミュニティがインディ500レースデーに備えるため、IMS(インディアナポリス・モーター・スピードウェイ)のレジェンドデーやダウンタウンの500フェスティバルパレードなど、すべての土曜日のアクティビティはキャンセルされ、キー500フェスティバルのプログラミングは、デジタルプラットフォームに移行する。
*看板を会場全体に表示し、健康的な行動を奨励する。また、スタッフは施設内を移動して状況を監視して観客をサポートする。
一方、施設の衛生管理、清掃と消毒の実践、および労働力の準備に関するトレーニングと展開について詳しく説明している。 「レースファンを ‘the 500’にお迎えし、アメリカ、インディアナ、インディアナポリスを閉鎖する必要がないことを示すことが重要と考えている」とマイルズCEO。「ファンをレースに迎えるために、考えられる限りの予防策を講じることができます。私たちは引き続き、地元および州の保健当局と協力して、ファンを保護するために万全を尽くして備えます」。
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photo by IMS