パワーがモノをいう!!–レッドブル・ホンダのシルバーストン
1987年のシルバーストンでは、ホンダ・パワーが1-2-3-4を独占した。
超高速で、ドライバーの腕と度胸、そしてエンジン・パワーが試されるシルバーストンのイギリスGP。2連戦の高速バトルに向けて、ホンダ・パワーのフェルスタッペンとアルボンは、やる気満々だ!!
マックス・フェルスタッペンアストンマーチン・レッドブル・ホンダ
「ハンガリーGPまでの3連戦を終えて、1週間のブレイクがあり、チームのみんなが自宅に戻って家族と過ごせました。ハンガリーのグリッドに向かう時の出来事で、余計なストレスをかけてしまったあとだけに、よかったと思います」
「あのときメカニックのみん ながグリッド上で作業している映像を見返したけれど、信じられない仕事をやり遂げてくれたと感じ、想定外の事態でも、全員が的確に作業を把握し、何をすべきか理解して動いている様子を見て、素晴らしいと思いました。彼らなしでは僕はスタートできませんでした」
「また3連戦が始まるのを楽しみにしています。シルバーストーンは走っていて本当に楽しいコースです。高速コーナーばかりでコプスに至っては全開で抜けられ、マゴッツも7速に入れて全開で行くとんでもないコーナーで 、予選ではブレーキに触れることすらせずにシフトダウンだけで抜けていくことになると思いますよ」
「シルバーストーンでは、ナイスなウイング角を見つける必要があるんだ。低速コーナーではダウンフォースとグリップがほしいからね。さらに、“イギリスの夏”だから!! 雨が降る可能性もある。でも、ボクはそういうトリッキーなコンディションが好きだし、いろいろな条件が変わるとしても雨は気にならないよ」
アレクサンダー・アルボン/アストンマーチン・レッドブル・ホンダ
「3連戦を終えて家に戻ってこられて、上々の気分です。チームとしては開幕戦で2台ともリタイアなど、いいスタートを切れなかったけれど、その後2戦ではポイントを重ねられました。マシンはまだ改善できると聞いているので、気持ちはポジティブ。どの部分を改善しなければならないかは分かっているし、シルバーストーンはファクトリーからも近く、ホームレースになるのもいいことです」
「これまでをみると、チームにとっては相性のいいサーキットだし、ボクもドライビングを楽しめるコースなので、いい結果が残せればと思います」
「ハンガリーでは多くのオーバーテイクをして楽しめたけれど、もう後ろからスタートはしたくないよ(笑)。レースでのマシンはいい感じのはずなので、課題は土曜日の予選です。決勝に向けていい位置を確保しなければ」
ハンガリーは、 オーバーテイクの難しいコースなので、そこでグリッド後方から追い上げられたというのはなかなかよかったと思います」
【STINGER】
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